↑前回の記事です
ザイルさんは元々年上好きだったという
知りたかったような知りたくなかったようなどうでもいいような情報をゲット
ようやく言おうとしてた事を言えて肩の荷が降りたのか、キャベツをもそもそ食べ始めたザイルさん
これでザイルさんを悩ませていた話は全部終わった感じなのかな…?

おさだ
話しにくそうにしてたのって、この話だったんですか…?

ザイル
……うん
びっくりしちゃった…?
…びっくりしたはしたけど……
ここに来るまでのザイルさんの挙動があまりにもおかしすぎたから
なんかもっと過去にドエグい事でもやらかしたのかと思ってたので…
いざ話を聞いてみるとザイルさん何も悪くないし、むしろ被害者だし
いい意味で拍子抜けしてしまいました
ほんのり赤くなった顔で、枝豆をちびちび食べているザイルさんを見てある感情が芽生えそうになる

おさだ
なんだろうこの感覚…
これは…この感情を言葉で表そうとするならば……

縮こまりながら両手で枝豆を食べるザイルさんを見て
妙に母性本能をくすぐられてしまう
それもこれも思ってた以上にさっきの話のインパクトが強かったせいなのか、

おさだ
こんな枝豆を可愛らしく食べる小動物のようなザイルさんをいじめる人間がいるだなんて…!(憤慨)
とうとうザイルさんが小動物に見えるようになってしまいました
《22》へ続く