【婚活サイト】孝太郎と由紀夫と私【11】

ユキオ
ユキオ

…あ、あ~混んでるしねー

……そっかそっか…

おさだ
おさだ

(あれ…ユキオ氏のこんな慌ててるというか

キョドり気味の姿初めて見たぞ…!)

―― 先ほどのウッキウキな空気は一変して、異様な緊張感に包まれる…

こうなるともう2人人狼でもやってんのかってぐらい、お互いジリジリ…と相手の出方を伺い始める

というかどっちかというと私より、まずい物を見られたかも知れないユキオさんのほうが気まずいよね…そりゃ

これで堂々とされてたら完全に終わりだな…って感じだけど、ユキオさんの反応見る限り、まだ望み的なものはある気がしました。

だけども…うーーーーん……

しかしながら、面接中のちょっとした隙に婚活サイトチェックするぐらいバリバリやってることに驚いたんだけど、みんなそうなのかな…?

婚活は複数人同時進行なのは普通…とは先駆者様方の言い伝えでなんとなく知ってたけど、そんなバレるリスクを背負ってでも一分一秒すらも惜しい!みたいな…

そこまでやらないと、婚活成功への道は開けないものなのか…

この件で、完全に自分の婚活へのズレを認識したというか…

始める前に婚活の記事とか読んで分かった気になってたけど、全然分かってなかった。

ろくな恋愛経験して来なかったし、恋の駆け引き的なもんもてんでして来なかったし…(そうはいっても、それが婚活でどう有利に働くのかすらあまり分かってない。)

おさだ
おさだ

(なんか…1人でソワソワしたり浮かれてたけど…

ユキオさんにとってはたくさん会ってる婚活相手の1人なだけで

そこから勝ちあげる必要があるわけで…)

心底私婚活向いてないんだな…って思ったけど、趣味じゃないからやめる!なんてことも出来ないし…

婚活地獄への入り口が見えた気がしました…(ネガティブ本領発揮)

その後もユキオさんは優しかったし、普段通りにしようとしてくれてたんだけど、私が完全に心ここにあらず状態で無になってその日は終わってしまった。

結局虚無のまま帰宅。

おさだ
おさだ

…そうだなあ……

ユキオさんへの思いが完全に冷めたってわけじゃないけど…

私ももっと他に目を向けたほうがいいな、というのは流石に学んだ。

それなら早速…、と婚活サイトにログインして、

ホイ!ホイホイ!ホホホイホ~イ!!と片っ端からいいね!を送るという暴挙に(一応条件検索に引っかかった人&ヤバくはなさそうな人を選ぶ理性はありました。)

いつもは勇気が出ない~~私から送ったところで全無視だろうし~…ってウジウジしてたので、自分からいいね!はとてもじゃないけど送れなかったんです。

そしてそこからさらにヤケクソ状態に入った私は、よせばいいのにユキオさんのログイン歴まで見てしまいました。