そして運命の日、孝太郎(仮)さんと初対面となる日を迎えました。
今日の天気は、一日を予期するかのようなどんよりとした曇り空…
なんとなく嫌な予感を感じたものの雨は降らないらしいし、日が照って汗だくになってメイク溶け妖怪になるよりは全然よし!天は味方している!!
孝太郎さんに嫌われないように、この日のために一軍服を吟味してきたのですが、いつもの細見え服がなぜか入らず(……) 絶望し、新しく買った勝負服の出番です!
おニューの服に身を包み、期待と緊張で胸躍らせ、孝太郎(仮)さんと決めた場所へ。
約束してた時間より少し早めに着きそうなので、これは待つ感じになるかな?と思っていたのですが…
待ち合わせ場所のドトール前に、画像で見た例のコーデに身を包んだ男性を発見!!!!

おさだ
孝太郎さん!!
…んん?
……んんんんん????
……孝太郎……!?
…こ、孝太郎…???

孝太……
…ゆ、由紀夫?
鳩山由紀夫!?!?

そこにいたのは孝太郎ではなく
由紀夫でした…由紀夫でした…由紀夫でした…(エコー)
あ!でもよく見ると目元はちょっと孝太郎に似てる!?とかじゃないんです。
まったく孝太郎要素0!由紀夫要素しかない!!
《孝太郎によく似てると言われます》って書いてたけど、誰が言ってんの!?!?
絶対世の中のもの全てが孝太郎に見える呪いが掛かってるよその人!!!
なにその誰得な呪い!!!
鳩の呪い!?!?
解けるのそれ!?!?!?
こんなの私が広瀬すずにそっくりって自称してるようなもんですよ!
性別しか似てない!!!いや、すずと私じゃ性別すら違うかも知れない!!
…すみません、受けた衝撃を思い出し、取り乱した当時そのままの心境を綴ってしまいました。
…
その、べつに由紀夫さん似が駄目ってわけじゃないんですよ?
ただですね、もう孝太郎に似てるか似てないかはこの際どうでも良いんですけど、どうみても由紀夫なのに孝太郎に似てると本気で思っている、このポジティブシンキングさに果たして私がついて行けるかどうかが問題なだけで…。
さて、なんとか平常心を装い「ユキオさんですか?」と話しかけてみる。(もうここからナチュラルにユキオ呼びになります。)

…ん?あ!おさださんです?
どもー!リアルでは初めまして!
か、軽い……
まだ軽く挨拶をしただけなのに、ものすごい陽キャオーラにやられ怖気づく私。
よほど硬直していたのか、ユキオさんは優しく話かけてくれました。
ユキオ「ねえ、緊張してません?大丈夫?」
私「あ…そうですね、緊張してるかも知れないです…」
陽オーラにやられてしまったのと、由紀夫と孝太郎の繋がりが見出せないことにも未だに混乱してしまいもはや緊張なのかなんなのか分からなくなっているのが本音ですが…。

俺も緊張してる!
ちょびっとだけどね☆
指で《ちょびっと》のジェスチャーを作ってお茶目感を演出するユキオさん…。
それになんとか付いていこうと頑張ったのですが…

あっ、よかったです…
き、緊張しますよね…
さっそく陰のキャぷりを発揮する私。(なっさけない。)
ユキオ「おさださん、大丈夫ですよ。」
なんだユキオさんてすごい優しい人じゃん…鳩の呪いだとか何とか失礼なこと言ってスマンかったな…と反省していると

せっかくこうして会えたんだから肩の力抜いていきましょう!!!!
(いっや、声の音量バグってるよ!!!ユキオ!)
しかも肩をポンポン叩いて来て、すごいフランクさで接してくるユキオ…
とはいえ、いざ会った瞬間に気に入らなかったのか露骨にガッカリした顔したり、ムスッとして喋らない人とかもたくさんいるらしいし、それに比べたら全然いいです
肩叩かれても別にいやらしい感じとか嫌な感じはしなかったから、ユキオさんは根っから陽キャなのかも知れない…それか本家ぽっぽに似た奇人…。
私もまた別ベクトルの奇人だと思うから意外といいのかもしれない、会ったばかりですがそんな希望を持ちました。